30日、府中市内の公立中学校で、校舎わきに男子生徒が倒れているのが発見され、その後死亡が確認されました。

府中市教育委員会 荻野雅裕教育長「14歳という若く将来のある子どもが亡くなったことは痛恨の極みであります」

府中市教育委員会によりますと、午前7時すぎ部活動の練習で登校した生徒たちが校舎わきに倒れている男子生徒を発見したということです。

死亡した男子生徒はこの学校に通う3年生で、制服を着た状態だったということです。

生徒から連絡を受けた教頭が消防に通報し、福山市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。

6月に学校で行われたいじめのアンケートではこの生徒に関する記載はありませんでしたが、同じ学年では複数のいじめが確認されていたということです。

教育委員会や警察はいじめがなかったかや死因なども含めて詳しく調べるとともに、在校生の心のケアや保護者への説明など調整をしています。