広島市出身で世界的に活躍したファッションデザイナー三宅一生さんが今月5日、亡くなりました。84歳でした。

三宅一生さんは1938年に、現在の広島市東区で生まれ7歳の時に被爆しました。

1970年にデザイン事務所を設立。

一枚の布という和服の概念を基に現代の服を創造するという伝統を打ち破るスタイルで、世界的な評価を受けました。

そんな三宅さんはイサム・ノグチがデザインした平和大橋がデザインとの出会いだと話していました。

2009年にはアメリカのオバマ大統領に核廃絶や広島訪問を訴える手紙を書いて、ニューヨークタイムズに掲載され。反響を呼びました。

2010年には文化勲章を授与されたほか「広島名誉市民」「広島名誉県民」にもそれぞれ認定されています。