VRヘッドセット「Meta Quest 2」、2万円以上の値上げ、8月1日から
米Metaは7月26日(現地時間)、スタンドアロン型のVRヘッドセット「Meta Quest 2」と同デバイス用アクセサリーを8月1日から値上げすると発表した。128GBモデル(299ドル)が399.99ドルに、256GBモデル(399ドル)が499.99ドルに、約100ドルの値上げになる。
価格改定後の日本での価格(税込)は以下の通り。()内は7月31日までの価格(同)。
Meta Quest 2 128GBモデル(37,180円)→ 59,400円
Meta Quest 2 256GBモデル(49,280円)→ 74,400円
Metaは値上げの理由として「製造・輸送コストの上昇」「VR市場の成長」を挙げている。同社はVRヘッドセットを手がけていたスタートアップOculusを2014年に買収し、黎明期のVR市場の開拓をハードウェアとプラットフォーム、アプリの全ての面から牽引してきた。2018年に発表した最初のスタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest」は64GBモデルが399ドルだったが、2020年発表の「Oculus Quest 2」(現Meta Quest 2)は299ドルから。スタンドアロン型VRヘッドセットという新しいデバイスを体験してもらうことを優先した価格設定だった。
Metaは「長期的な投資を続け、業界最高レベルのハードウェア、アクション満載のゲーム、そして真の次世代デバイス開発に向けた最先端の研究によって、VR業界をさらに前進させ続けるため、価格に変更を加えます」としている。
今回の値上げは、VRの黎明期から普及期への移行に伴い、Metaが今後もVR市場への効果的な投資を継続していくための利益を確保する価格調整と言える。
ただし、日本での価格については、今年3月から続く急速な円安の影響からか、128GBモデルが税抜価格で約2万円の値上げ、256GBモデルが約22,800円の値上げと、米国に比べて値上げ幅が大きい。「Meta Quest 2」の日米の価格(税抜)を比べると、現在(値上げ前)の価格は1ドル=112〜113円換算になるのに対して、新価格(値上げ後)は1ドル=135円だ。
なお、価格改定後の2022年8月1日〜12月31日までの間、「Meta Quest 2」の新規購入者が人気リズムゲーム「Beat Saber」(29.99ドル)を無料入手できる特典を用意する。新規購入したデバイスを有効にしてから14日間、「Beat Saber」の無料ダウンロードが可能になる。
価格改定後の日本での価格(税込)は以下の通り。()内は7月31日までの価格(同)。
Meta Quest 2 256GBモデル(49,280円)→ 74,400円
Metaは値上げの理由として「製造・輸送コストの上昇」「VR市場の成長」を挙げている。同社はVRヘッドセットを手がけていたスタートアップOculusを2014年に買収し、黎明期のVR市場の開拓をハードウェアとプラットフォーム、アプリの全ての面から牽引してきた。2018年に発表した最初のスタンドアロン型VRヘッドセット「Oculus Quest」は64GBモデルが399ドルだったが、2020年発表の「Oculus Quest 2」(現Meta Quest 2)は299ドルから。スタンドアロン型VRヘッドセットという新しいデバイスを体験してもらうことを優先した価格設定だった。
Metaは「長期的な投資を続け、業界最高レベルのハードウェア、アクション満載のゲーム、そして真の次世代デバイス開発に向けた最先端の研究によって、VR業界をさらに前進させ続けるため、価格に変更を加えます」としている。
今回の値上げは、VRの黎明期から普及期への移行に伴い、Metaが今後もVR市場への効果的な投資を継続していくための利益を確保する価格調整と言える。
ただし、日本での価格については、今年3月から続く急速な円安の影響からか、128GBモデルが税抜価格で約2万円の値上げ、256GBモデルが約22,800円の値上げと、米国に比べて値上げ幅が大きい。「Meta Quest 2」の日米の価格(税抜)を比べると、現在(値上げ前)の価格は1ドル=112〜113円換算になるのに対して、新価格(値上げ後)は1ドル=135円だ。
なお、価格改定後の2022年8月1日〜12月31日までの間、「Meta Quest 2」の新規購入者が人気リズムゲーム「Beat Saber」(29.99ドル)を無料入手できる特典を用意する。新規購入したデバイスを有効にしてから14日間、「Beat Saber」の無料ダウンロードが可能になる。