いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会に向け那須塩原市では競技で使用する電気を再生可能エネルギーで賄う「ゼロカーボン国体」を目指しています。

そんな那須塩原市で24日、トライアスロンのリハーサル大会が行われました。

リハーサル大会として那須塩原市の戸田調整池周辺の特設コースで行われた「全国高等学校トライアスロン選手権」。

男子の部に42人、女子の部に31人の選手が参加しスイム・バイク・ランの総合力を競いました。

選手たちが競技をする中、会場内で目を引くのが電気自動車です。

この大会では環境への負荷ゼロを達成するために、会場内で使用する音響機材などすべての電気を電気自動車の日産リーフ4台から供給しています。

会場に設置されたリーフの蓄電容量は1台につき60キロワットアワーで、一般家庭を例に考えるとおよそ4日分の電力を賄うことができるということです。

また、市の担当者によりますと、リーフの充電には環境にやさしい小水力発電施設で作った電気を使っているということです。