宇都宮市が選管職員2人を懲戒処分 参院選の投票用紙誤交付問題
宇都宮市は25日、7月10日に行われた参議院選挙で260人の有権者に誤った投票用紙を交付した問題を巡り、業務にあたっていた職員2人の懲戒処分を発表しました。
この問題は、宇都宮市の御幸が原小学校の投票所で260人の有権者に対し参議院選挙栃木選挙区の投票用紙を交付する際に、誤って比例代表の投票用紙を交付したものです。
これを受け市は25日、投票事務を担当していた職員2人にそれぞれ減給10分の1を2カ月と10分の1を1カ月の懲戒処分を行ったと発表し、佐藤栄一市長が謝罪しました。
佐藤市長は今後、あらゆる業務において最大限の注意を払い、適正な事務執行に努めると述べています。
市選挙管理委員会では、投票が無効となった260人を直接訪れて謝罪し、25日までに231人に対し謝罪を終えたということです。