就職を希望する高校生を対象にした合同企業説明会か20日、宇都宮市で開かれました。

これは高校生の就職を支援するサイトやアプリなどを運営する大阪に本社を置くジンジブが開いているもので、今年は全国16の都市で合わせて23回開催する予定です。

栃木県内では初開催で、食品販売やスーパー、建設関係の企業など県内外から14社がブースを設けました

説明会を主催したジンジブによりますと、高校生の就職活動は学校が就職先を紹介することが一般的で、1人1社ずつの応募としている都道府県が多いといいます。

こうした仕組みは高い内定率がある一方で、ミスマッチによる早期離職につながっている現状があります。

そのため、高校生にとって1日で多くの企業と出会い、生の情報を得られる機会は貴重で、企業側にも若者が就職先を選ぶ際にどんなことを求めているかを知ることができるメリットがあります。

 

参加企業の中には仕事の一部を体験してもらったり、説明をクイズ形式にしたりして会社の強みをPRしたところもあり、高校生は真剣な表情で担当者の話を聞いていました。