夏休みを前に日光市内の観光地を巡る環境にやさしい電動バス、日光グリーンスローモビリティが20日から運行エリアを拡大しました。

日光グリーンスローモビリティは、環境にやさしい電気で走るバスで窓がなく開放的な車内から自然や歴史建造物などゆっくりと日光の景観を楽しむことができます。

今年4月に運行が始まりましたが、観光シーズンの夏休みを前に20日から東武日光駅と大猷院・二荒山神社前を結ぶ始発の便と最終の便を新たに設定しました。

このうち東武日光駅から日光総合会館までのおよそ2.3キロメートルの区間は今回から新たに実装された路線で歴史あふれる街並みと神橋を臨むことができます。

運行する東武バス日光によりますと、これまでにおよそ1500人の観光客が乗車したということです。

コロナ禍の影響で目標の3割程度に留まっていることから、東武バス日光では市街地を通る新たなルートの運行がPRになればと期待しています。