これから夏休みを迎える高校生が犯罪に巻き込まれたり、非行に走ったりするのを防ごうとJR宇都宮駅で19日、警察官と市内の高校生が呼びかけ活動を行いました。

JR宇都宮駅で行われた今回の呼びかけは、今年4月に民法と少年法が改正されてから初めての夏休みを迎えるにあたり、高校生たちの犯罪被害や非行防止を図るために実施されました。

呼びかけには、宇都宮東署の警察官と少年指導員に加え宇都宮白楊高校の風紀委員の生徒ら12人が参加しました。

4月の成人年齢引き下げによって、18歳と19歳は親の同意を得ずにさまざまな契約を結ぶことができるようになりましたが、それに応じて消費者トラブルや犯罪などに巻き込まれるリスクも増加しています。

警察官や生徒らは盗撮被害や金融トラブルへの注意を促すメッセージを添えたマスクやティッシュを配って道行く学生たちに健全な夏休みを過ごすよう呼びかけていました。