ティモンディ高岸さん 栃木ゴールデンブレーブスに「二刀流」加入
プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに、お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行さんが入団することが19日、球団から発表され、東京都内で記者会見が開かれました。チーム初「二刀流」選手の誕生です。
たくさんのテレビカメラが集結する中、高岸選手はガッツポーズで記者会見場入り。「球団の一員になれて幸せです!」と話しました。
名門、愛媛の済美高校から東洋大学に進み、NPBのスカウトも受けた実力は折り紙付きの選手。球団から「野球で栃木を元気にして欲しい」と打診を受け、小山でトライアウトを受けて入団しました。
江部達也球団社長は「栃木で野球を通じた振興活動が強力にできる」、寺内崇幸監督は「挑戦はチーム、選手、地域、子どもたちにとって大きい」と話し、高岸選手は「何歳からでも遅いということはない。挑戦は楽しいということが皆さんに伝われば」と話し、決めゼリフの「やればできる!」と叫びました。
10月で30歳の高岸選手はトライアウトでは138キロのストレートにフォークを織り交ぜ、打者5人に被安打1三振1。背番号は16です。
「栃木の印象は?」の問いに「夢がいっぱい!」「元気がいっぱい!」「愛情にあふれています!」と叫び続けた高岸選手。会見は終始「熱さ」全開で、今月25日に栃木市のエイジェックさくら球場でチーム初練習を行います。