栃木県鹿沼市で19日、「いちご一会とちぎ国体」で選手やスタッフに提供するオリジナル弁当の試食会が開かれました。

試食会には鹿沼市の佐藤信市長や市の執行部などが参加し、日替わりで提供される5種類の弁当の見栄えや味を確かめました。紙製の弁当箱にはデザインコンテストで入賞した作品が2種類採用されています。5種類の弁当の献立は市の栄養士が考案しました。

かぬま和牛や鹿沼こんにゃくなど、地元の食材を使った料理がふんだんに詰められていて、アスリートに必要なエネルギー量や栄養素に重点を置いた内容です。市担当者によりますと、弁当は選手兼監督用とスタッフ用の合わせて約5200食の受注を予定しているということです。

弁当を食べた選手や監督を通して市の魅力が全国に伝わることを期待する鹿沼市。国体では正式競技として6人制バレーボールと卓球が行われる予定です。