開幕まであと74日となったとちぎ国体で、総合成績上位の都道府県に授与される表彰状と木製の額縁が完成し19日、県庁で福田富一知事らにお披露目されました。

国体では、総合成績の表彰状などを開催県が独自に製作することになっています。栃木県では、伝統工芸品を用いて製作することになり表彰状は烏山手すき和紙を、木製の額縁には日光彫で装飾を施し、敷布は結城紬で製作しました。

披露式には福田知事をはじめ表彰状を作った福田製紙所の福田長弘さん、額縁を製作した村上豊八商店の村上隆大さん、県産業技術センター紬織物技術支援センターの諏訪勝也センター長らが出席しました。

出来上がった表彰状は、手すき和紙の風合いを生かすために紙の四方に繊維を残した耳付きとなっていて、木製額縁は男女総合成績では昇り龍が、女子総合成績ではヤシオツツジが彫られています。

両部門とも総合閉会式で、1位から8位までに授与されます。