※この記事は2021年05月08日にBLOGOSで公開されたものです

5月8日は、「コカ・コーラの誕生日」です。いまや知らない人はいない人気の炭酸飲料「コカ・コーラ」は、1886年にアメリカで誕生しました。

日本コカ・コーラ株式会社は、「1886年に薬剤師をしていたジョン・ペンバートン博士が、独特の甘い香りのするシロップを作り、それを友人で会計士のフランク・ロビンソン氏が『コカ・コーラ』と名づけました」と、公式Webページで成り立ちについて紹介しています。

また、1957年の5月8日は奇しくも日本でコカ・コーラ第一号が納品された日でもあるそうです。そこから東京飲料株式会社(現コカ・コーライーストジャパン)が製造販売していたコカ・コーラは、日本国内でも徐々に販売規模を拡大し、多くの人に愛される飲料となり今日に至ります。

そんなコカ・コーラをこよなく愛するひとりに、雅楽師の東儀秀樹さんがいます。今回は「コカ・コーラの誕生日」に際し、お祝いのコメントと合わせてコーラ好きになった背景について語っていただきました。

コーラ好きの原点は海外での記憶

――東儀さんはご自身のブログでもコーラ好きを公言し、コーラへの熱い思いをつづられています。好きになったきっかけはありますか。

そもそもは両親がコカ・コーラをとても好きで、父の赴任先のタイでもケース買いし、毎日のようにビンのコーラを飲んでいました。当時の海外で清涼飲料水といえばコカ・コーラかバヤリースかという環境だったので、7歳までタイで過ごした私も口にすることが多く大好きになりましたね。

いまでこそペットボトルや缶でも買いますが、やはり一番は幼い頃から飲んでいた、ビンのコーラを飲むと一番美味しく感じます。ただ、容量が少なめなのが悩ましいところです。

――買い方や飲み方に何かこだわりはありますか。また、さまざまなフレーバーが定期的に発売されていますが、好きなフレーバーなどはあるでしょうか。

強いこだわりはないのですが、飲むときは缶やビンであっても一度グラスに注ぎ直して飲みますね。その方が炭酸と味のバランスが抜群になるんですよね。そうやって飲むと、一口飲んだ後に「っくうーー!」となります。

また、さまざまなフレーバーもいいのですが、私はクラシックな定番のコカ・コーラが最も好きですね。スタンダードなコカ・コーラだけでも、あと2000年、3000年はやっていけるのではないかとすら思います。

いまではコカ・コーラはコンサートに欠かせないアイテム

――幼い頃から変わらずコカ・コーラが大好きとのことですが、現在ではどのようなシーンで飲まれることが多いですか。

仕事においてもコンサートの楽屋には必ずコカ・コーラが置かれています。コーラを必ず飲まないと仕事にならないわけではないのですが、どこで飲んでも「コカ・コーラはコカ・コーラの味」という揺るぎない安定感、安心感があります。

そんなこともあって、スタッフの間では「東儀秀樹=コカ・コーラ」というような認識になっていますね。あと味はやはりクラシックなコカ・コーラがお決まりです。

いまではご当地コーラやクラフトコーラなども出てきていますが、「新しいコーラを作ろう」というように、飲み物の1つのジャンルを築いたというのは揺るぎないことだと思います。

続くべくして続いてきた「コカ・コーラは永久不滅!」

――5月8日は「コカ・コーラの誕生日」です。誕生から135周年を迎えたコカ・コーラに、お祝いのメッセージをいただけますか。

今年で135周年ということですが、コカ・コーラがここまで続いてきたのは、続くべき価値があったらからだと思います。

普通であれば、飲み物が誕生日を祝われるというのは珍しいことかもしれませんが、コカ・コーラ愛の深い私にとっては「当然だろう」という気持ちです。

そして、コカ・コーラはこれからも永遠に続いていくだろうし、永久不滅だと思っています。本当におめでとうございます!