[5.4 J2第14節 栃木 1-2 山形 カンセキ]

 モンテディオ山形が劇的な展開で栃木SCを破り、今季初の4連勝でJ1参入プレーオフ出場圏内の5位をキープした。

 18位栃木のホームに乗り込んだ山形は前半13分、FWデラトーレのゴールで先制したが、後半18分に栃木のFW矢野貴章に同点弾を献上。1-1のまま終了が近づく中、流れを変えるワンプレーが起きた。

 後半アディショナルタイム3分、裏へのロングボールにFW加藤大樹が走り込み、飛び出したGK藤田和輝に阻まれるも、こぼれ球にMFチアゴ・アウベスが反応。動きを止めずにボールへ寄せた藤田がスライディングを仕掛けると、足裏でチアゴ・アウベスを倒す形となり、主審にレッドカードを提示された。

 すでに栃木は5人の交代枠を使い切っていたため、FW宮崎鴻をGKに据える。数的優位に立った山形は後半アディショナルタイム6分、藤田のファウルで得たFKから二次攻撃を仕掛け、前線に山なりのロングパスが入ると、FW藤本佳希が相手と競ってボールが裏へ。さらに別の選手に当たってゴール方向へ飛び、前に出てきた代役GK宮崎より先にチアゴ・アウベスが右足を伸ばして押し込んだ。

 土壇場の決勝ゴールにより、山形は今季初の4連勝で6試合負けなし(5勝1分)。引き分けなら二桁順位に転落していたが、貴重な勝ち点3を積み上げ、5位の座を守った。