40代、アップルウォッチで暮らしが劇的に変わる。運動習慣にメンタルも向上
今やデバイスを使った健康管理は当たり前の時代。万歩計が備えつけられたり、心拍数も図ってくれることで、体調を意識するようになった人も多いはず。そこで、1年半前にアップルウォッチを購入した40歳の編集部員が、長く使って感じた大きなメリットを紹介します。
アップルウォッチのおかげですんなり運動習慣が身についた
アップルウォッチを買おうと決めたのは、長くつけていたクオーツの腕時計が壊れ、修理に躊躇し、これを機にアップルウォッチにしようと思ったからです。私は、長くのiPhoneユーザーだということもあり、ほかのスマートウォッチは検討しませんでした。当時、私が購入したのは、「アップルウォッチSE」。シリーズによって、さまざまな機能が備わっていますが、この機種で私がもっとも活用することになったひとつは、「ワークアウト機能」です。
●苦手なランニングが週3回続くように
まず3つのアクティビティを設定します。1日のムーブ(カロリー数)を450カロリーに、さらに1日30分以上の運動、座りっぱなしにならないように1日12回立ち上がる目標をセットしました。それが写真にある3つのサークルです。これらがすべて達成されると完璧な1日となります。
私がムーブを手っ取り早く達成するべく始めたのが、ランニングです。
じつは長距離を走るのが苦手なため、ランニングは過去がんばって続けようとしたことはありましたが、結局継続には至りませんでした。でも、アップルウォッチでゴールを達成するという喜びを味わってからは、積極的に朝起きてランニングをするようになったのです。
手首につけているということもあり、スマートフォンよりも目にする頻度も多く、ゴールまでどのくらい動けばいいのかも一目でわかり、少し運動が足りないと「もう少しです」とアラートを鳴らしてくれます。私の場合は、早朝ランニングしてもムーブが足りない場合は(テレワークなどをしていた日など)、筋トレなどでどうにかゴール達成までこぎつけました。
●月間チャレンジでより頑張る意欲が沸く
月が替わると月間チャレンジが設けられ、1か月かけてその目標に向かっていきます。たとえば4月は、ウォーキングやランニングで162.4km移動するとバッジがもらえます。毎月バッジを獲得することが楽しみになってくるのです。
アップルウォッチのおかげで、「今日は少し多めに歩こう」「少しだけ筋トレしてみよう」という意識改革になりました。1年半たった今でも週3〜4日のランニングは続いているのが、今までの三日坊主の自分からすれば驚きです。
●「ピクミンブルーム」と組み合わせるとよりランニングが楽しくなる!
しかしアップルウォッチのおかげでランニングが続くの…? と思う方は、ぜひ歩くことを楽しくするアプリ「ピクミンブルーム」がおすすめです。
スマホをもって歩くことで歩数がカウントされ、その歩数に応じてピクミンが成長したり、さまざまな展開が待っています。私はこのピクミンに一時中毒になってしまい、今年の頭に東京で大雪が降った日も、会社まで4kmの距離を歩きました。もちろん走ってもカウントされるので、移動すれば移動するほど楽しくなります。
●走って後悔したことは皆無!運動習慣の8つの副産物
最後に、運動習慣が身につくことで、大きな自分の中で感じた変化を紹介します。
・続けられることで自己肯定感が上がる、自信がつく
・運動するとメンタルが安定する
・運動しない日は体調が悪くなると感じるようになった
・よく眠れる
・朝起きられる
・疲れにくくなった
・肌の調子がよくなる
・ご飯がとにかくおいしい
家にいる時間が長引くことで、下半身から衰えている気がします。運動しなきゃいけないことは頭ではわかっていても、人間はおそらく自分の意志だけで動こうとすると、楽なほうに流されてしまう…と思います。面倒だなぁと思いつつも運動して後悔した日はありません。というわけで、こういったでデバイスに頼るのも、現代らしくてよいのではないでしょうか?