調理時に使う「まな板」は、いつも衛生的に使いたいもの。しかし、食材を切るごとに洗うのはちょっと大変だったりしますよね。そこで今回は、ライターの高木沙織さんがダイソーで見つけた、まな板の便利グッズをレポしてくれました! これからのアウトドアシーズンにも使えますよ。

衛生的に使えて超便利!ダイソー「まな板シート」

生肉や魚を切ったあとのまな板を使って、火を通さない食材を切るのは、食材同士の臭い移りも気になるし、衛生的に避けたいところ…。そのため、生肉・魚用のまな板と野菜・フルーツ用のまな板を使い分けている方も多いのではないでしょうか。

だけど、場所を取るまな板を何枚もキッチンに置いておくのも、使用毎に洗うのも少し面倒だったり…。とくに忙しい朝や料理の品数が多い夜は、まな板の使い分けは洗う作業がひと手間かかります。

そこで、便利なキッチン用品をダイソーで見つけたので、早速試してみたいと思います。これからのアウトドアシーズンにもぴったりですよ。

●切ったあとは使い捨てOK!

今回見つけたのは、ダイソーの「まな板シート」です。
・ 商品サイズ:24cm×5cm×5cm
・材質本体:ポリエチレン、ポリプロピレン

「まな板シート」は、名前のとおり、まな板の上に敷いて使用するキッチン用品です。

生肉を切ったあとに野菜を切りたいときや、洗い物を少しでも減らしたいアウトドアのときなどに、サッとまな板シートを取り換えれば、衛生的&時短にもなるという優れものなのだそう。

使い方はとても簡単で、「まな板シート」をカットしたい分だけ引き出して、スライダー式カッターでシャーッと切るだけ。

適度な厚みのある「まな板シート」ですが、右・左のどちら側からでも簡単にカットすることができます。

カッター部分の刃は露出していませんが、お子さまの手の届かないところで保管すること。使用時は、平らなところに置いて安全に取り扱うこと(詳しくは、パッケージに記載された使用方法をお読みください)

あとは、このカットした「まな板シート」の“凹凸のある面を上”にしてまな板に置いて、使用します。それでは、実際に食材を切ってみましょう。

●包丁を強く押さえつけないのがポイント!

【豚肉】

まずは豚肉から。まな板の大きさに合わせてカットした「まな板シート」の上で、切っていきます。

「まな板シート」に凹凸がついているので、お肉がすべらず切りやすい! ただ、包丁の刃先を刺すように使用したり、強く押さえつけるようにしたりすると、「まな板シート」が破けてしまう恐れがあるので、力加減には要注意。

【お刺身】

次は、「まな板シート」を取り換えて、お刺身を切ります。

日頃から、プラスチック製のまな板を愛用している筆者にとっては、普段と何ら変わりない使用感。

切っている最中にドリップ(まぐろから出てくる水分)が出てきても、ポリエチレン・ポリプロピレン素材の「まな板シート」からまな板へは染み込まず、臭い移りもありませんでした。使用後はササッと洗い流して、ゴミ箱へ。以上!

【野菜や果物】

最後は、色が濃い野菜やフルーツ。

切ったあとの食材を、ほんの少しまな板の上に置いておいただけでも色移りしてしまっていたのですが、「まな板シート」の上であれば、気にしなくてもOK。

さらには、「まな板シート」を筒状にして持てば、切った食材をそのまま器に移すこともできちゃいます。言わずもがな、使用後のまな板はキレイなまま。

プラスチックごみは出るけれど、時間がないときやアウトドアのとき、災害時などにあると便利ですとよね。「まな板シート 詰め替え用」も220円で販売されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。