リビング階段、トイレ前の収納扉…新居に住んで気づいた残念なこと3つ
念願だったマイホームも、住み始めると気になる部分が出てくるものです。3年前、建売住宅を購入した日刊Sumaiライターも、そんなひとり。とくに気になったのは「リビングにある階段」「トイレ前にある収納」「ダイニング奥のカウンター」の3か所。気になった理由と対策をレポートします。
立地がよかった建売住宅。住み始めると間取りに不満が
筆者の一家は、娘2人と夫婦の4人家族です。3年前、遠方からの引っ越しで、内見や住宅決定までの日程が限られたなかで新居を探しました。さらに、約3か月という短い期間で、購入する住宅の決定から契約までを完結したのです。
住居決定のいちばんの決め手は「立地」が気に入ったこと。最初は新生活&新居で心が弾んでいて「新居に不満なんて全然ない!」と思っていましたが、やはり住み始めてしばらくたつと、「不便だな」と感じるポイントがいくつか出てきました。
筆者宅の間取りは、2階建ての4LDK。1階はリビング、ダイニングとキッチン。加えて浴室と洗面所も1階にあります。2階には洋室が4部屋あり、1部屋はウォークインクローゼットつきの少し広い洋室、残りの3部屋はほぼ同じ広さのコンパクトな洋室です。
現在、小学校低学年と幼稚園児の娘たちは1階のリビングで過ごすことが多く、不便だと感じる点は1階に集中しています。
エアコンの効きがとにかく悪い「リビングの階段」
1つ目の残念なポイントは、リビングにある階段です。
エアコンで温めた空気や冷やした空気が2階に逃げてしまい、リビングを快適な温度にしにくいのが難点。扉をあとづけできればよかったのですが、筆者宅の階段は構造上難しいため取りつけができません。
そこで少しでもエアコンの空気を逃がさないために、つっぱり棒を使ってカーテンを取りつけています。
通るときに多少じゃまに感じますが、2階から流れてくる冷気を感じにくくなったので、少なからず効果はあるようです。
「トイレと収納スペース」は、向かい合っていると不便!
2つ目は、1階のトイレが洗面所収納のスペースと向かい合っていること。
収納の扉の開閉音がうるさくて、娘たちは扉をあけっぱなしにすることがよくあります。この状態だと、トイレや洗面所に行くときに、扉がすごくじゃまになります。
そこで、思いきって収納の扉をはずしました。目につく場所なので整理整頓しなければなりませんが、トイレに行くときに扉にぶつかるストレスが減ってスッキリ!
今後は、来客に備えてロールスクリーンをつけることも検討中です。
ダイニング奥にある「カウンター」の位置が使いにくい!
3つ目は、ダイニングスペースにあるカウンターの使いにくさです。
スタディスペースとしてうまく活用できれば、とても便利なカウンター。しかし、筆者宅のカウンターはダイニングテーブルの奥側にあるため、使い勝手が悪く活用法に困っています。
おまけに、収納家具を置くことが難しいのも不満。カウンター下の板を支えるための金具がじゃまになるのです。結局、上手に活用することができず、現在カウンターは、物置き状態になっています。
今後は、娘たちのスタディスペースとして活用できるよう、家具の配置を検討し、カウンター下にはちょうどいい収納棚をつくりたいと考えています。
建売住宅は注文住宅と違って、間取りや設備の変更ができないケースが一般的。そのため住んでいくうちに、不便・不満に感じるポイントが出てくることもあります。少しでも暮らしやすい環境をつくれるように、これからもライフスタイルに合わせて改善・工夫していきたいと思っています。