日本ハム・北山亘基【写真:荒川祐史】

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オープン戦5試合で防御率0.00、奪三振率19.50の右腕を大抜擢

 日本ハムの新庄監督が23日、自身のSNSを更新し、開幕投手をドラフト8位ルーキーの北山亘基に託すと発表した。25日のソフトバンクとの初陣(PayPayドーム)が2日後に迫る中、SNSでの発表は“前代未聞”の試みとなった。

 ビッグボスはツイッターに「25日から始まる福岡ソフトバンク開幕戦 開幕投手 北山亘基でいきます」と投稿。ドラフト8位で京産大から入団した北山は、オープン戦5試合計6イニングを投げ3安打無失点。防御率0.00、奪三振率19.50とアピールした。守護神候補と目されていたが、またしても“ビッグボス流”の驚きの大抜擢となった。新人が開幕投手を努めるのは2013年の則本昂大(楽天)以来、9年ぶり。球団では56年牧野伸以来、66年ぶりとなる。

 新庄監督は22日、自身のインスタグラムで「開幕投手は明日 インスタ Twitterで発表します!!」と予告。メディアに対してだけではなく、ファンにも直接届く“全世界発信”に、注目が集まっていた。

 チームの“顔”となる開幕戦の大役。日本ハムと戦うソフトバンクは、千賀滉大投手が担う。(Full-Count編集部)