翻訳マスク、正直ほしい!

広い施設を持つ法人向けにサービス展開

 羽田空港の国内線施設を運営する日本空港ビルデングは2022年3月17日(木)、羽田空港で導入しているロボットの法人販売とリースを開始すると発表しました。当該機器、その機器の「オペレーションシステム」をセットにし、国内外の空港やオフィスビル、商業施設などエリアの広い施設を持つ法人向けに販売&リースを開始し、導入を支援します。この事業はロボット事業者5社、リース会社4社との協業で実施されます。


羽田空港のWHILL製「自動運転車いす」。こちらも販売・リースの対象になる(2020年7月1日、乗りものニュース編集部撮影)。

 販売・リース対象として公表されているのは、第1・第3ターミナルの案内所で設置されていたマスク型翻訳ロボット「C-FACE」、第1・第2ターミナルロビーの夜間清掃にも使用されている自律移動型清掃ロボット「EGrobo」など5種。C-FACEの価格は14.5万円、もしくは月額6000円、「EGrobo」の価格は540万円、もしくは月額22万円としています。

 日本空港ビルデングは「ロボットの購入はもちろん、これまで高額な初期投資やオペレーションに対する不安等でハードルが高かったロボットの導入をリースという方法により、より手軽にスピーディーに行うことができる」「豊富な種類の中から自社の環境に適したロボットを効率的に選定することも可能となる」とアピールしています。