「トイレのフタを閉めない夫」どう言えばわかってくれる?
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これまで3万組以上の夫婦やカップルをカウンセリングしてきた木村泰之さんは、結婚後にこうした「夫の現実」に触れショックを受ける女性がしばしばいる事実を指摘。『夫の生態がまるっとわかる93のカウンセリング』(standards刊)で、実例をあげながら女性が戸惑いがちな夫の行動を解説していきます。
女性からすれば、トイレは使ったらフタを閉めるもの。でも、夫が入った後はいつもフタが開きっぱなしで、注意しても注意しても直らないことにイライラしている人は多いはず。
ただ、男性はそもそもなぜトイレにふたがあることの意味がわかっていないことが多々あります。ズボンを下ろして用を足して、ズボンを上げる。それでおしまい。なぜふたが必要なの?というのが男性側のありがちな考え方です。
だから「使ったらフタを閉めてよ!」と注意するだけではあまり効果がありません。なにせフタがある意味をわかっていないのですから。 「開けっぱなしだと、便座が冷えて余計に電気代がかかるんだって」 「フタをしないとトイレの雑菌がばらまかれるんだって」 と、フタがある意味と、閉めることで何が起きるかを説明すると、相手も納得するはずです。
■家でだらしなさすぎる夫
外ではパリッとした格好で仕事をこなす夫が、家に戻ってくるとゴロゴロしてばかり。食事を終えたらすぐに横になり、まだこちらは食べているというのに大きな音を立てておならをする…。
夫が結婚してこんな姿を見せるようになったら驚きますよね。木村さんによると、このタイプの男性は家では「心の大人スイッチ」を切っている状態なのだそう。仕事モードと家庭モードははっきり分かれているタイプと言えるかもしれません。
対処法はなかなか難しそう。「家では気持ちをゆるめておかないと、仕事の時に引き締められないんだな」と、必要悪と考られれば不快感は薄まるかもしれません。
■何歳になっても若い女性が好きなのは「自信がない夫」
ある日夫の不倫が発覚し、問い詰めてみたら相手は自分(妻)より15歳も年下でびっくり…。不倫された事実よりも相手の年齢に驚くというケースも多々あります。
何歳になっても若い女性が大好き、という夫は、もしかしたら自分に自信が持てないのかもしれません。知識も経験も勝る自分が、年少の女性に「すごいですね。知りませんでした」と言われるのは自尊心をくすぐられるはず。でも、それって同世代や年上の女性には認められていないことの裏返しかもしれません。「この人、自信がないんだな」と冷ややかに観察して、タイミングよく鉄槌を下すのが一番。
不倫のように怒りをもよおすものもあれば、「なんでこんなことをするんだろう?」と不思議に思うもの、ちょっとした違和感を覚えるものまで、夫の言動に見られるさまざまな妻の「?」に、本書はアドバイスを送ります。
わからないままモヤモヤしているよりは、「こういうことなんだ」と納得した方が、今後の夫婦生活もスムーズにいくはず。ストレスなく幸せな毎日を送るために、活用してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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