アイロン台を出すのが面倒で、ついついアイロンがけしようと思った衣類をためてしまうことってありますよね。「重いアイロン台は、出すのもしまうのも大変です。ちょっとしたアイロンがけなら、アイロンマットもおすすめです」と教えてくれたのは、ライフオーガナイザーの下川美歩さん。詳しく伺いました。

 

50代からは、とにかく軽いアイロンマットがおすすめ

子どもたちが成長して給食着などのアイロンがけがなくなったわが家。最近はリモートワークが増えたので、夫の衣類のアイロンがけが減りました。必要なのは、仕事で使うバンダナなどの小物くらいです。大きなアイロン台を出すほどではありません。

 

そこで重宝しているのが折りたたみアイロンマット。いわゆるアイロン台に比べて、とにかく軽いのが特徴です。今回は、私が愛用している山崎実業の「折りたたみアイロンマット アルミ」をご紹介します。

 

 

●とにかく軽いアイロンマットの使い勝手

アイロンマットの重さは、たったの70g。とにかく軽いので、出すのがラクちん。アイロンをかけたいときに、ダイニングテーブルなどの上に広げるだけで準備OKです。

広げたサイズは、幅72cm×奥行48cm。小物なら充分な広さです。シャツなどは、襟や袖などパーツごとに分けてかけています。

 

●ゴムバンドつきで小さくたためる

使い終わったら、小さくたためるのがいいところ。広げたときにはマットに折りしわがついてしまいますが、使用中はまったく気になりません。

さらに便利なのが、このゴムバンド。

たたんで留められるので、とても便利です。コンパクトな状態をキープできます。

●コンパクトに収納できてサッと出せる

たたんだときの大きさは、B5サイズくらい。アイロンと一緒に棚に並べて置くことがでます。大きなアイロン台はたたんでも邪魔になることがありますが、アイロンマットなら収納場所に困りません。

アイロンと一緒にサッと出して、マットを広げるだけで始められます。気軽に準備できるので、少量でもアイロンがけが苦になりません。

朝の出勤前にかけられるようになり、アイロンがけしようと思ったものが溜まることがなくなりました。

 

●広げる場所に要注意!その薄さにデメリットにも

軽くてコンパクトなのがうれしいアイロンマットですが、どんな使い方でも合うわけではありません。

向いていないが、スチーム機能。脚つきのアイロン台と違って蒸気の抜け道がないので、マットの下に湿気がこもってテーブルが濡れてしまいます。

そして、広げる場所の素材には要注意。マットの下に熱が伝わるので、熱に弱い素材の上では使わないほうがよさそうです。

わが家の場合は、ダイニングテーブル&アイロンマットの使い方がぴったり。もう大物を大量にアイロンがけをすることがないので、重いアイロン台は使っていません。

 

歳を重ねてライフスタイルが変化してきたら、道具の見直しをすることも必要。アイロン台を見直してみましょう。