鶏そぼろと大豆のけんちん汁。節分の煎り豆を使って縁起のいい一品に
来る2月3日は節分! 豆まきまではしなくても、恵方巻を食べて節分を楽しむという方も多いのではないでしょうか? 今回は、共働き料理家のぐっち夫婦に、恵方巻と合わせたい汁物のレシピを教えてもらいました。
節分の煎り大豆でつくる鶏そぼろと大豆のけんちん汁
豆まきはしなくとも、豆は食べたい。そこで今回は節分の煎り大豆を使ったけんちん汁をご紹介! 具だくさんなので、恵方巻と合わせて食べれば大満足の夕食になりますよ。
大豆は水に浸して戻しますが、水煮でも可。ダイコンやニンジンなどの野菜は大豆と大きさをそろえて、小さめのコロコロとしたサイズに。あっさりとしがちなけんちん汁ですが、今回はゴマ油で炒めた鶏そぼろがコクをアップしてくれます。じんわりと体にしみるけんちん汁で温まってくださいね。
●鶏そぼろと大豆のけんちん汁
【材料(2人分)】
大豆(乾) 30g
鶏ひき肉 100g
ダイコン 100g
ニンジン 30g(小1/4本)
ゴボウ 50g(1/2本)
シイタケ 1枚
青ネギ 1〜2本
ゴマ油 大さじ1/2
酒、しょうゆ 各大さじ1
みりん 小さじ1
だし汁 600ml
A[酒大さじ1 塩、こしょう各少々]
【つくり方】
(1) 大豆はボウルに入れ、全体が浸るように水を入れる。濡らしたキッチンペーパーを被せ、1時間ほど浸ける。
(2) ダイコン、ニンジンは皮をむき、5mm角のさいのめ切りに、シイタケも同様に切る。ゴボウはいちょう切りにして水にさらす。青ネギは小口切りにする。鶏ひき肉はAで下味をつける。
(3) 鍋にゴマ油をひいて中火で熱し、鶏ひき肉を炒める。色が変わってきたらダイコン、ニンジン、ゴボウ、シイタケを加えて酒を振り、全体に油がまわるまで炒める。
(4) (3)の鍋にだし汁、(1)の大豆の水けをきって加え、ひと煮立ちしたらしょうゆ、みりんを加えて温める。
(5) 塩少々(分量外)で味をととのえ、器に盛り、青ネギを振って完成です。