スピードスケート成年男子「感謝を形に」 いちご一会とちぎ国体
1月24日に開幕する予定の冬季国体の注目選手を紹介するシリーズ。
今回は国体2日目の25日から28日まで日光市霧降スケートセンターで熱戦が繰り広げられるスピードスケート成年男子です。
北海道出身で栃木県の選手として出場する川目拓磨選手と、中村隼人選手を紹介します。
川目拓磨選手は北海道の中標津町出身の短距離の選手です。
いちご一会とちぎ国体で活躍が期待される選手として2019年4月に栃木県の競技力向上のための、スポーツ専門員に採用されました。
栃木に来て3年。
栃木への思いを聞きました。
川目選手:「第二のふるさと認定してますね。自然も多いですしご飯とかも美味しいんでなんか北海道みたいだなっていうふうな感じがしますね」
国体では2020年と2021年、2大会連続で500メートルで表彰台に立ちました。
今回も500メートル、そして2000メートルリレーで出場を予定している川目選手。
国体への思いを次のように語りました。
川目選手:「国体は感謝を形にできる場所かなと思ってますね。なかなか栃木県とかでレースする時がほとんどないのでそういう意味で地元で自分の姿を本当に栃木の人に見てもらえるのは国体だけかなという風に思ってます。目指すは優勝ですね。500メートルと今んとこリレーに出場することになっているのでそこ2つで優勝できるようにがんばります」
中村選手:「栃木県にまずは少しでも多く貢献できるようにがんばりたいと思います」
こう話すのは北海道安平町出身の中村隼人選手です。
中村選手は中距離の選手で2021年の国体では北海道代表として2000メートルリレーで優勝しています。
中村選手:「国体は自分たちで普段やっているダブルトラックレースと違ってシングルトラックって言って多分8人ぐらいで一気にスタートするんですけどやっぱり状況判断する能力が一番大事だと思うのでそこを今、練習で一番意識して取り組んでます。今まで栃木県代表ではないんですけど国体に何度も出場してきてコーナーで内側から抜いていくレースを何度もしてきてそこにすごい自信があるので今回も強みを生かしてがんばりたい」
中村選手は去年4月に栃木県のスポーツ専門員に採用。
今回、初めて栃木県選手団として1000メートル、そして2000メートルリレーに出場します。
中村選手:「個人とリレーとあるんですけどどちらも1位を目指してがんばりたい。今回自分が栃木県代表として出るのもそうなんですけど国体があって国体のおかげで栃木県とのご縁もあってスケートをさせていただいてるので自分にとってはとてもありがたい大会だなって思う。栃木県民としてホームリンクでの大会になるので本当に県のためにもがんばりたいですしスケートの魅力を栃木県の方々に少しでも
お見せできるようにがんばりたい」