新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が広がり全国的に感染者が急増する中、栃木県内の一般高齢者向けの3回目のワクチン接種は各市・町でも加速しています。

とちぎテレビのまとめでは栃木県内10の市と町で1月から接種が開始されます。

一般の高齢者への3回目のワクチン接種における市や町の対応はご覧の通りとなっています。

宇都宮市は当初の予定より1週間前倒して1月25日から集団接種が始まります。

個別・集団ともに今月31日から始まる足利市では接種券の発送を週ごとに細かく区切り、予約の集中を防ぐ対策を取っています。

日光市から矢板市では個別接種と集団接種の両方を実施する予定で、このうち日光市を除く小山市、真岡市、大田原市、矢板市では1月から接種が始まります。

下野市では接種開始の予定を2月から25市町の中で最も早い1月15日からに前倒ししていて、集団接種はすでに始まっています。

さくら市では集団接種は行わず、個別接種のみの実施で19日から始まります。

益子町から壬生町です。一般の高齢者向けは8カ月を経過した人から2月以降、順次接種を行います。

茂木町の集団接種の日程は、来月中旬に調整中で決まり次第、町のホームページで公表します。

塩谷町では、予約時の混乱や負担を軽減するために接種日時を自治体側が指定する取り組みを今回も行っていて、那珂川町など7つの市町も導入予定です。

3回目のワクチン接種をめぐって、厚生労働省は原則8カ月としてきた2回目との接種間隔を3月以降で、一般の65歳以上の高齢者は「6カ月」に、64歳以下は7カ月に短縮するよう、1月13日に各自治体に通知しました。

接種スケジュールが前倒しになることで、3回目のワクチン接種がますます加速化していくことが予想されます。