栃木県は2025年度の自動運転バスの本格的な運行に向け、16日から小山市内で実証実験を始めました。

県はドライバー不足や高齢者の移動手段確保など地域の特性や課題に応じた自動運転バスの実証実験を県内10カ所で行う計画です。

去年の茂木町に続いて小山市が2カ所目で、出発式では小山市の浅野正富市長などが実際に乗車しました。

運行ルートは白鷗大学大行寺キャンパスから小山駅西口までの1.8キロで、今月29日まで1日7往復が予定されています。

実験車両は信号機と連動し信号機の色が切り替わる秒数を事前に把握し、その情報をもとにあらかじめ減速することで安全な停止や黄色信号での交差点進入を防止することができます。

道路側に設置したセンサーの情報から一般の車両や歩行者を把握します。

実証実験の期間中は予約を中心に無料で乗車できます。