2019年10月の東日本台風で大きな被害を受けた鹿沼市で被災して通れなくなっていた橋の改修工事がおわり、14日から利用が始まりました。供用が始まったのは鹿沼市上永野にある久保田橋です。

久保田橋は東日本台風の影響で橋が架かる永野川が増水、中央の橋脚が傾くなどして渡れなくなったため県がう回路を設けながら架け替え工事を進めてきました。

14日は正午からの開通を前に安全祈願式が行われました。神事のあと工事関係者や近隣住民が橋を歩いて渡る「渡り初め」を行いおよそ2年に渡る工事が無事に終わったことを喜び合いました。新たに完成した橋は全長およそ32メートル。橋脚がない水害に強いとされる設計で幅は5.5メートルから7メートルに広がりました。

橋や川の名前を記す橋名板は地元の小学生が書いたもので、地域の安全への願いが込められています。