宇都宮市の小学校で13日、地元の陶芸家を講師に児童がお茶碗を作る陶芸体験が行われました。

陶芸に挑戦したのは城山東小学校の5年生25人です。

学校がある大谷地区の文化や自然に親しんでもらう取り組みの一環で行われたもので、この地区に住む陶芸家の谷口勇三さんと、その陶芸仲間を講師に迎え自分で使う茶碗を作りました。

児童たちは谷口さんたちから手ほどきを受けながら、材料となる粘土をこねて中の空気を抜いたり、ちぎって細く伸ばして重ねたりして茶碗の形に近づけていきます。

そしてへらや金属製の糸、鹿の皮でできた布などで形を整えると、1時間半ほどで完成。

茶碗はこの後、谷口さんの工房で焼き上げられ、およそ1か月後に児童の元へ届けられます。

学校ではこの茶碗を使ったごはんの試食会も開く予定です。