栃木県内の1週間の新型コロナ感染状況です。12日までの状況をまとめました。

県内では1月6日から12日までの1週間で477人の感染が発表されました。

このうち2人が取り下げられ実際の感染は475人となります。

前の週の121人からみると4倍近い数字で、感染が急拡大していることがわかります。

この1週間だけで見ると11日までは50人前後で推移していましたが、12日は4カ月ぶりに150人を超え161人でした。

11日から3倍近い増加です。

居住地別にみますと宇都宮市が159人、小山市が35人、那須塩原市が28人と県内全域で感染者が増えています。

県内の市や町でこの1週間感染が発表されていないのは那須町だけでした。

年代別で最も多いのが20代の107人、次いで10代の80人、30代の71人と若い世代の感染が目立ちます。

10代、20代、30代だけで全体の半分を占めています。

この1週間で発表されたクラスターは矢板市と宇都宮市の高校の部活動や益子町のホームパーティなど7件です。

県内の累計は129件となりました。

また、医療機関に入院していた80代の男性1人の死亡が確認され、県内の死者は累計118人となりました。

オミクロン株についてはこの1週間で11人が確認され累計で15人となりました。

一方、県が警戒度レベルの判断に使う指標のうち病床使用率と直近1週間の検査陽性率、人口10万人あたりの新規感染者数はこの1週間で5段階で上から3番目のレベル2「警戒を強化すべきレベル」に入っています。

 

これを受けて県独自の警戒度は13日から1段階引き上げられ、「感染拡大期」となるレベル2に移行しています。