新型コロナウイルスについて栃木県内では13日、新たに196人の感染が確認されました。

感染が確認されたのは宇都宮市、小山市、那須烏山市、那須塩原などの10歳未満から90代の男女196人です。

12日に比べ35人増加しました。

感染者の確認がゼロだったのは市貝町と野木町、高根沢町、野木町でした。

また3件のクラスターが発表されました。

小山市では飲食店での友人同士の会食で7人の感染が確認され県内130例目のクラスターと認定されました。

那須烏山市の塾では職員と利用者合わせて42人の感染が確認され、県内131例目のクラスターと認定されました。

一方、宇都宮市の高校の部活動では指導者と部員合わせて8人の感染が確認され、県内132例目のクラスターと認定されました。

県内の感染者は累計1万6389人となりました。

療養者数は683人でこのうち入院調整中は102人、自宅療養は251人、重症はゼロです。

栃木市の中学校では教員1人の感染が確認され、この中学校ではあす14日から16日までを臨時休業とし部活動も中止とします。

さくら市では市立保育園に勤める30代女性の感染が確認されました。

この職員は11日から勤務しておらず、保育園の消毒作業は終了していて通常通り業務を行っているということです。

アイスホッケーのH.C.栃木日光アイスバックスは12日、チーム関係者全員へのPCR検査を行い新たに2人の陽性を確認、陽性者はこれで4人となりました。

このほかの関係者は陰性でしたが選手7人が濃厚接触者となりました。

これを受け15日と16日、そして22日と23日のレッドイーグルス北海道戦の中止が決定しました。

サッカーJ2のとちぎSCはトップチーム選手1人の感染を発表しました。

この選手に体調不良や発熱などの症状は確認されておらず、現在、療養中ということです。

そのほかの選手やスタッフに濃厚接触者はなくチームの活動に影響はないということです。

近隣の県の感染状況では、埼玉県は886人の感染を、茨城県は177人の感染を、群馬県は234人の感染を確認しています。