県民の生活を支える仕事のやりがいをこれから就職する高校生や大学生に知ってもらおうと栃木県企業局の若手職員たちが手作りしたPR動画がこのほど完成し、公開が始まりました。

県企業局は「電気」や「水道水」の安定供給のほか、産業団地の用地造成、県民ゴルフ場などの施設管理といった業務を行っています。

少子化が進む中、全国的な傾向である「技術職」の人手不足の問題は栃木県でも同様です。

そこで電気や機械などの分野を勉強している高校生や大学生に企業局が担当する仕事のやりがいや魅力をダイレクトに伝え関心を持ってもらおうと関係者が一念発起。

「PR動画」を自分たちで制作することにしました。

去年7月、会議室に企業局の若手職員たちが集合。

自分たちの仕事についてどんな動画をつくりたいか、話し合いました。

高校生向け動画を担当することになった鬼怒水道事務所。

鬼怒川の水をきれいにして飲料用の水道水を作っています。

撮影は2人で行い、安全を守るための設備の点検といった日頃の業務を映像に収めていきました。

一方、今市発電管理事務所では川治にある2つのダムや五十里ダムなどを管轄し、水力発電の管理運営を行っています。

インタビューを受けているのは東京都内の企業から転職してきた男性職員です。

栃木では前の職場の経験を活かしライフスタイルに合った働き方が実現できていると話してくれました。

自然豊かな環境を楽しむことができるのも魅力。

ドローンで撮影した風景はこんなにダイナミックです。

11月、若手職員たちが制作した動画の試写会が行われました。

普段、私たちの目に触れない場面で多くの若手職員たちが奮闘しています。

栃木県企業局のPR動画はユーチューブで見ることができます。