外に出かけるのが難しいお年寄りに新年の雰囲気を楽しんでもらおうと宇都宮市の介護老人保健施設に12日、神職が訪れて「出張初詣」が行われました。

宇都宮市白沢町にある介護老人保健施設「しらさぎ荘」では外出が難しい利用者に新年の雰囲気を感じてもらおうと毎年、神職を招いて出張初詣を行っています。

感染症対策のため会場にパーティションを置き、神前に供える玉串は代表者が捧げました。

例年、神職から利用者へ一人ずつ渡していたおみくじは施設の職員から渡すことにしました。

この施設では去年の秋ごろから時間や人数を限定して利用者と家族が対面で面会できるようにしましたが、コロナ禍の前ほどは頻繁に会えない状況です。

利用者らは健康で楽しくこの一年を過ごせるように、そして新型コロナウイルス感染症が早く収束するよう願っていました。