夕方の薄暗い時間帯にドライバーにライトの点灯を促そうと栃木県警察本部は11日、県庁で交通安全を呼びかけるデザインをラッピングしたトラックの出発式を行いました。

ラッピングされたのは県内の運送業者が所有する4トントラックと2トントラックです。

県警察本部は「16時だよ全員点灯」をキャッチフレーズに薄暗くなる午後4時にライトの点灯を促す「ライト4運動」を広く県民にPRしようと、県トラック協会の協力で走る広報車の第二弾の取り組みを企画しました。      

2021年は歩行者がいる横断歩道での停止を促す「おねがい止まってとちぎ県」のステッカーを貼ったトラックを走らせ周知活動を行いました。

県警によりますと、2021年に県内であった交通事故の死者数は56人で、1年間の死者数が60人を下回るのは1951年以来です。

吉田英生交通部長は「原則ハイビームなど交通安全を県民に広くPRしていきたい」と呼びかけました。

ラッピングトラックは運送業務とともに事故防止をPRしながら県内各地を回ります。