全国高校ラグビー大会で栃木県勢初の準優勝を果たした國學院栃木のメンバーが11日、学校で報告会を行いました。

報告会は3学期の始業式と合わせて各教室をオンラインでつないで行われました。

県勢初のベスト4進出、そして準優勝と栃木のラグビーの歴史を塗り替えた國學院栃木。

吉岡肇監督は2回戦で白石和輝キャプテンが試合中に相手と接触して脳震とうになり、大会規定でその後の試合すべて出られなくなった時の宿舎での様子を披露し、「特に3年生は号泣していたが白石キャプテンは気丈だった。チームは『キャプテンに勝利を』から次第に『キャプテンを日本一に』と変わっていった。決勝も決してひるまなかった」と選手をたたえました。

そして「大阪の地で応援もアウェー感を感じなかった。同じ学校の仲間が活躍したことを覚えておいて欲しい」と話しました。

白石和輝主将:「『準優勝おめでとう』ではなく『優勝してくれ』と背中を押してほしい」

白石キャプテンはこのように述べてチームはさらに上を目指すことを誓いました。