地域の安全・安心を守る消防団員が使う消防車などの新春特別点検が10日、鹿沼市で行われました。

特別点検は、コロナ禍を受けて出初式の代わりに行われたものです。

市内各地の消防団の代表や鹿沼市消防本部、関係機関からおよそ170人が参加し、鹿沼市の佐藤信市長が団員の服装や、車両の手入れが行き届いているかを確認しました。

鹿沼市消防本部の管内では、去年42件の火災が発生し1人が亡くなりました。

火災や災害など、いざというときに市民の命と暮らしを守る消防団員ですが、団員の高齢化が進み若い担い手を確保することが大きな課題となっています。

10日は、活動に力を尽くした消防団員などの表彰も行われ、参加した人たちは地域の安心安全のためにこれからも一生懸命活動することを誓いました。