20歳の門出を祝う 県内各地で成人式
県内各地で9日、20歳の門出を祝う成人式が行われました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響から、去年はほとんどの自治体で中止や延期が相次ぎましたが、今年は感染防止対策をとって新成人が式に臨みました。
宇都宮市は今年の新成人は5424人で9日、市内で25の中学校区ごとに成人式が行われました。
このうち宇都宮短大附属高校の講堂で午前中に開催された式には、新成人222人が出席しました。
会場の入口では消毒や検温が行われ参加者の手首に確認済みのリストバンドが巻かれました。
宇都宮市の佐藤栄一市長は動画メッセージで「新型コロナウイルスなど様々な我慢の渦中にあるが我慢は人間力を高めこれからの人生をより豊かにする」と激励しました。
そして新成人代表の2人が1人の大人として歩み始める決意を述べました。
この会場では当時の担任の先生からそれぞれお祝いの言葉が伝えられ、教え子が恩師にこれまでの感謝の気持ちを胸に花束を贈りました。
さらに会場の宇都宮短大附属高校調理科の生徒が、成人式の華やかさをイメージして作ったオリジナルのパウンドケーキを贈り華を添えました。