新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は7日、新たに52人の感染を確認したと発表しました。

感染が確認されたのは、宇都宮市、鹿沼市、日光市、真岡市、栃木市、小山市、塩谷町、那須塩原市、さくら市、那珂川町、那須烏山市、壬生町、下野市、佐野市、上三川町、それに県外の10歳未満から90代までの男女52人です。

県によりますと、1日の新規感染者が2日間連続で50人を超えるのは去年9月以来です。

宇都宮市は市内の体育施設でこれまでに職員と利用者16人の感染が確認されたことから県内125例目のクラスターと認定しました。

相次ぐクラスター発生などを受けて市は直近1週間の新規感染者数が警戒度レベル2相当となったことから感染防止対策の徹底を呼びかけています。

また県は感染を公表していた20代から60代の男女3人が新しい変異株オミクロン株に感染していたと発表しました。

県内の感染者は累計1万5,821人となりました

現在の療養者は232人でうち自宅療養者は48人、入院調整中は31人、重症者はいません。

近県の感染状況は埼玉県では214人が感染し、公表済みの感染者15人がオミクロン株に感染、茨城県では58人が感染し、公表済みの感染者4人がオミクロン株に感染、群馬県では1人の死亡と87人の感染を確認しています。