栃木県経済同友会の松下正直筆頭代表理事は7日、宇都宮市内で年頭の記者会見を開き、今年の経済の見通しなどについて所感を述べました。

新型コロナウイルス感染症による経済的な打撃が大きい中、会見で松下筆頭代表理事は経口薬の開発に期待が持てるなどとして、経済の回復も見込めると述べました。

松下正直筆頭代表理事:「オミクロン株拡大しているが、年後半にはコロナ前の経済状況まで回復するのではと見込んでいる」

このあと2年ぶりに新年の例会が開かれ、会員およそ100人が出席しました。

県経済同友会はデジタル技術の促進や脱炭素、カーボンニュートラルに向けた変革などに取り組む委員会を組織しています。

例会では来年度から再来年度にかけて2年間の任期を務めることになる新しい委員長がそれぞれ就任に当たって意気込みを話しました。

また、委員会活動に当たって「地域社会と経済が持続する豊かなとちぎの実現」という大きな方針が示されました。

今後、委員会活動でまとめた提言などを通して栃木県や産業界の発展につなげていくとしています。