年末年始をはさんで新型コロナウイルスが再拡大の不安が募る中、佐野市の小学校では7日から授業が再開しました。

佐野市では県立高校の付属中学校を除いて県内で最も早く冬休みが明けました。

このうち仙波町の常盤小学校では午前7時半ごろに児童が登校し、2学期制の後半がスタートしました。

その後は全校集会が行われ、石島敦子校長が新型コロナウイルスの影響で元気な声を出すことができない学校生活が続く中、「協と響」音が同じ2つ漢字を使って「児童同士が協力しながら心を響かせて生活しましょう」と呼びかけました。

常盤小学校は全校生徒が51人の小さな学校で、来年の4月には他の5つの小中学校とともに葛生義務教育学校に統合されます。

新たな学年を迎えるまで51日、そして閉校までおよそ1年半を切る中、児童たちはクラスメートとの久々の再会を喜び合っていました。