本格的な冬の寒さを迎える中、日光市では全国的に人気が高まっている天然氷の切り出しが始まりました。

日光市山久保にある天然氷の蔵元「松月氷室」の製氷池では6日午前6時半ごろから今シーズン最初の切り出し作業が始まりました。

12月22日から凍らせ始めた池の水は年末年始の寒波の影響で厚さ15センチほどに育ち、例年より4日早く切り出しの日を迎えました。

松月氷室によりますと、自然の寒さだけで凍らせた天然氷は氷の密度が高く、かき氷にしたときの舌ざわりがふんわりとするのが特徴。

スイーツ人気の後押しもあり、年々需要が高まっているということです。

この製氷池からはおよそ2700枚が切り出され、春先には全国への出荷が始まります。