鹿沼市の佐藤信市長は６日の定例の会見で新型コロナウイルスのワクチンについて高齢者の３回目の接種を２月１日から開始すると発表しました。

鹿沼市では３回目の追加接種が今月中に医療従事者が完了し、高齢者施設の入所者などへの接種も開始されます。

一方、６５歳以上の高齢者には１月２１日から接種券を順次発送し２月１日から医療機関での個別接種と酒野谷の集団接種会場で接種を行います。

使用するワクチンは個別接種がファイザー社製、集団接種がモデルナ社製です。

２月に限っては集団接種の接種枠を拡大し、祝日以外のすべての日を接種日とする予定です。

鹿沼市によりますと１２月２７日時点で１２歳以上の接種対象者の８７．７％にあたる７万７０６２人が２回目の接種を済ませています。

鹿沼市では去年１０月２３日以来、感染者の確認がなかったものの５日になって２カ月半ぶりに５人の陽性が確認されました。

佐藤市長は予断のゆるさない状況としていて市民に対し３回目の接種を呼びかけていく方針です。