明石家さんま、子どもに金は残さない…2021年に稼いだうらやましい人【3】

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 長いキャリアの末、溜まりに溜まった資産の使い道に頭を悩ませているのが、芸歴47年を誇る“お笑い怪獣”明石家さんまだ。

 さんまは7月4日放送の「週刊さんまとマツコ」(TBS系)で、「老後の生活」をテーマにトークを盛り上げていたところ、「今持ってるお金は全部、国に寄付しようとしてんねん」と告白。その背景には、「金を残したところで、ロクなことにならへんからな。娘とか息子とかに」「多額のお金を子供に残して、人生甘くなってやな、変な人間になるのも嫌やし」などといった親心があるという。

 さんまの総資産をめぐっては、東京都内の高級住宅街にそびえ立つ推定10億円豪邸や、複数台所有する高級外車、個人事務所のビル、そしてオーストラリアにある豪華別荘など、締めて「500億円」説も浮上するほど。本人は、7月25日放送の同番組の中で「総資産500億円」報道に関し、「欲しいわ! もうない」と笑いながら否定。マツコ・デラックスから「“もう”って言ったね、今」と指摘されるも、さんまは「3ケタの億なんて夢物語。お笑い芸人でナンボ稼いでも絶対いかない」と語っていた。

「また、さんまが番組内で、自身の死後にお金を残さないと断言したことにより、娘でタレントのIMALUにも少なからず影響があったようです。7月上旬、一部メディアがIMALUに先の発言について聞くと、彼女は『ちっとも知りませんでした』と答え、『父が一生懸命に稼いだお金は、あくまで父のものですから。どう使おうと私には関係ありません。自分が生きていくお金は、自分で稼ぐのが当たり前。だから、もとから父の遺産はいらないですよ』と、そもそもさんまの財産をアテにする気などなかったとコメントしました。

 世間からは、さんまの『国へ寄付する』発言や、IMALUのコメントに対し、『これもさんまさんなりの優しさだと思う』『娘にお金目当ての変な男が集まらないようにしてるね』『IMALUさんは今や立派に自立している印象なので、“いらないです”っていうのは説得力あります』などの反応が集まっていました」(テレビ誌ライター)

「週刊さんまとマツコ」のほか、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)や「ホンマでっか!?TV」「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)、「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)などなど、各放送局に人気レギュラー番組を抱えるさんま。若くから芸能の世界に生き、息の長い活躍を続けてきたその功労は他の追随を許すことなく、今もお笑い界のシンボルとして君臨している。

(木村慎吾)