【決定版】おいしいハンバーグの作り方。肉汁を閉じ込めるコツも

おいしいハンバーグの作り方

おいしいハンバーグの作り方をご紹介します。玉ねぎを炒めてからタネに加えることで、甘味のある深い味わいを楽しめますよ。玉ねぎのシャキシャキ食感を楽しみたいという方は、炒めたものプラス生の玉ねぎを入れてもOKです。

ケチャップとウスターソースで簡単にできるハンバーグソースの作り方も、ぜひ参考にしてくださいね。

材料(2人分)

肉ダネ

・合い挽き肉……250g
・玉ねぎ……1/2個
・パン粉……大さじ3杯
・卵……1個
・牛乳……大さじ2杯
・塩……小さじ2/3杯
・サラダ油……適量
・こしょう……ひとつまみ
・ナツメグ……ひとつまみ

ソース

・ケチャップ……大さじ2杯

・ウスターソース……大さじ3杯

作り方

1. パン粉をふやかす

パン粉に牛乳を加えてふやかします。

2. 玉ねぎを炒める

玉ねぎをみじん切りにします。ふわふわ食感が良ければ粗目に、みっちりした食感がお好みであれば細かくカットしましょう。

フライパンに油をひいたら、弱火から中火でじっくり玉ねぎを炒めます。

玉ねぎが飴色になったら、冷ましておきます。

3. ひき肉をこねる

氷水を張った大きめのボウルに、ひき肉と塩を入れたボウルを重ねます。手が温かい場合は、冷水や氷水に手を浸しておきましょう。

しっかりとこねていきます。手のひらでこねるのではなく、指先で練るようにして、ひき肉の脂が手の熱で溶けないようにこねます。ひき肉が白っぽくなるまでこねましょう。

ひき肉をしっかりこねたら、こしょうとナツメグを加えてさらにこねます。

4. 玉ねぎ、溶き卵、パン粉を加える

こねたひき肉に、1と2、溶き卵を加えます。

全体が馴染むようにこねます。

5. 肉ダネを成形する

タネがまとまったら、全体を2等分にします。両手でタネをキャッチボールするように10回ほど叩きつけて、空気を抜きます。手に油をつけて、俵型に成形したら中央をくぼませます。

6. ハンバーグを焼く

フライパンに油をひいて温めたら、5を並べます。

ハンバーグの端の色が変わるまで、片面を中火から強火で約3分ほどかけて焼き目をつけます。

焼き目がついたら、ひっくり返してさらに3分焼きます。

両面に焼き目がついたら、お湯(分量外)を少量入れてフタをし、約5分間蒸し焼きにします。

蒸し焼きにしたら、しばらくフタをそのままにしておき、余熱でふっくら仕上げれば完成です。

ハンバーグソースの作り方

7. 材料を火にかける

ソース作りは、ハンバーグを焼いたフライパンをそのまま使います。ケチャップとウスターソースをフライパンに入れたら火にかけます。

焦がさないようにヘラでかき混ぜながら煮詰め、フツフツしてきたら火からおろします。

8. ハンバーグにかけて完成

盛り付けたハンバーグにソースをかけたら完成です。

ハンバーグの肉汁を簡単に閉じ込める4つのコツ

1. ひき肉と塩をしっかりとこねる

ひき肉と塩をしっかりこねると、粘り気が出てきます。その粘り気がとても重要で、ハンバーグの肉汁や旨味をギュッと閉じ込めてくれる、保水剤としての役割があるんですよ。

適当にひき肉と塩を混ぜ合わせたハンバーグと、粘り気が出るまでこねたハンバーグとは、ジューシーさがまったく違います。粘り気を意識して、しっかりタネをこねましょう!

2. 手を冷やして作業する

温かい手でタネをこねると、手の熱でひき肉の脂が溶け出して、タネがまとまりにくくなってしまいます。そのため、タネをこねる前に氷水や冷水に手を浸して冷やしましょう。

氷水が入った大きめのボウルを用意し、ひき肉を入れたボウルを重ねて作業すれば、途中で温まってしまうのを防げますよ。

3. 厚さは2cmがベスト!

ハンバーグの成形もポイント。ジューシーなハンバーグにするには、厚さ2cmに成形するのが理想です。薄いと火が通り過ぎてパサパサに、厚いと中まで火が通らず生焼けの原因になってしまうので注意してくださいね。

ハンバーグは焼いていると膨張するので、平らに成形して焼くと中央が厚くなって火が通りにくくなってしまいます。そのため、片面の中央をくぼませて焼くのもポイントです。

4. 蒸し焼きで中まで火を通す

丁寧にタネを作ったら、いよいよ焼き上げる段階です。まず、表面に焼き目をつけてからお湯を少量加え、蒸し焼きにしましょう。

先に焼き目をつけておくことで、肉汁を閉じ込めることができます。お湯を加えて、水蒸気でしっかりと火を通せば生焼けの心配もなく、旨味が詰まったおいしいハンバーグに仕上がります。

絶品ハンバーグをマスターしよう♪

おいしいハンバーグの作り方で大切なのは、どの工程も手を抜かずポイントを押さえて作業すること。コツをふまえて作れば、驚くほどジューシーなふっくらハンバーグができあがりますよ。

レストランにも負けない、プロ顔負けのおいしいハンバーグをふるまって、みんなに喜んでもらいましょう。得意料理に仲間入りすること間違いなしですよ♪