ものが処分でき、家が整う!1週間で捨て習慣を身につけるコツ
必要なものだけ持つ暮らしは、掃除や片づけもラクチンになって居心地よさもアップ!
そんな理想的な暮らしを実践しているシンプルライフ研究家・マキさんに、捨て習慣を身につける1週間プログラムを提案してもらいました。せっかくのステイホーム期間、まずは簡単にできることから、早速スタート!
捨てる習慣が身につけば、すっきり暮らせる!
少しずつでも、必ず毎日なにかを捨て続けると決めて習慣化すると、その都度要・不要を考えるクセがついて自然と片づけ体質になります。「家の中も心地よく整うし、余計なものも買わなくなりますよ」
(1) 目安は1日10分
毎日気楽に行うことが大事なので、まずは1日10分を目安に。クローゼットなど時間のかかるものは、慣れてきてからや、休日など余裕のあるときにトライ!
(2) 都合によっては順番は入れ替えて
最初はとりかかりやすいものから始めて、次第に難易度の高いものに取り組んでいくのがコツ。とはいえ、その日の都合や気分で順番を入れ替えてもOK。
(3) すべてに手を出さず、範囲は狭く
ついあれもこれも気になり出して一気にがんばりすぎると、疲れて長続きしない原因に。狭い範囲を片づけて、そのたびに達成感を味わえば、やる気もアップ。
要・不要を区別しやすいものから始めて、弾みをつけましょう!
スタート前に、自分の理想の暮らしをイメージ。「“ママが笑顔でいられる家”、“○○さんみたいな暮らし”など、なんでもOK。ゴールが決まると、続けるモチベーションになります」
マキさんのバッグの中は、お財布、スマホ、ハンカチ、エコバッグ、アルコールスプレーだけ。「バッグの底にゴミはたまっていませんか? お財布の中身も見直してみて」
<たとえばこんなものをチェック!>
・不要なレシート
・期限ぎれのクーポン
・使っていないポイントカード
使っていないアプリは削除を。「このタイミングで、余計なDMが大量に来ないよう使っていない会員サイトを退会したり、DM不要の設定をすれば、日々のプチストレスが軽減しますよ」
薬箱に一度入れたものは入れっぱなしになりがちですが、薬や湿布には使用期限が。「包帯やガーゼも、必要になればその場で買うことが多いもの。あまりに古いものは処分を」
<たとえばこんなものをチェック!>
・使用期限のきれた薬や湿布
・使用期限のきれたカイロ
・多すぎる爪切りや耳かき
全部出してみると、数年使っていないものがワサワサ出てくるかも!?「いろんな種類を持つより、今の自分に合うものがひとつあればいい。小さめ容器に収まるだけなど、量を決めてみては」
<たとえばこんなものをチェック!>
・数年使っていない化粧品
・何本もあるハンドクリーム
・もらったままのサンプル
家じゅうの文房具を集めてみて、ハサミやのりはむやみに多すぎないか確認。「多すぎるものは手放して。ペンも実際に全部書いてみて、インクの出ないものはその場で捨ててしまいましょう」
<たとえばこんなものをチェック!>
・インクの出ないペン
・数が多すぎて使っていないハサミ
・固まって使いにくいのり
中身を全部出し、ついでに庫内をふき掃除。賞味期限ぎれの食材は捨てます。「賞味期限が近い食材や中途半端に残った調味料は、手前に置くなど位置を工夫して使いきりを意識」
<たとえばこんなものをチェック!>
・使いかけで放置したビンづめ
・中途半端に残った調味料
・賞味期限ぎれや期限が近い食材
冷蔵庫に引き続き、缶づめや乾物もすべて賞味期限をチェック。意外に期限が迫っていることも。「早めに食べきりたいものは、目立つ場所において積極的に使うように」
A:不用品買い取り制度を取り入れても
新しいオモチャを買うなら古いものを処分してからなど、自分で要不要を考える習慣をつけると◎。「小学生以上なら、不要品を集めたら親が買い取るシステムにして、メリットを与える方法も」
すっきり暮らしには憧れるけど、捨てるのが苦手…という人はとくに、まずは身の回りの小さなものからチェック! ゲーム感覚で、やりやすいものから始めてみましょう。
<撮影/林絋輝 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
シンプルライフ研究家。夫、長女(12歳)、二女(8歳)の4人暮らし。ブログ「エコナセイカツ
」が人気。YouTubeで「シンプルライフLesson」も公開中。近著に『なくす家事
』(KADOKAWA刊)
そんな理想的な暮らしを実践しているシンプルライフ研究家・マキさんに、捨て習慣を身につける1週間プログラムを提案してもらいました。せっかくのステイホーム期間、まずは簡単にできることから、早速スタート!
毎日続ければ自然と片づけ体質に。1週間プログラム
捨てる習慣が身につけば、すっきり暮らせる!
●毎日続けるための3つのルール
(1) 目安は1日10分
毎日気楽に行うことが大事なので、まずは1日10分を目安に。クローゼットなど時間のかかるものは、慣れてきてからや、休日など余裕のあるときにトライ!
(2) 都合によっては順番は入れ替えて
最初はとりかかりやすいものから始めて、次第に難易度の高いものに取り組んでいくのがコツ。とはいえ、その日の都合や気分で順番を入れ替えてもOK。
(3) すべてに手を出さず、範囲は狭く
ついあれもこれも気になり出して一気にがんばりすぎると、疲れて長続きしない原因に。狭い範囲を片づけて、そのたびに達成感を味わえば、やる気もアップ。
1日1アイテムずつ。1週間で捨て習慣を身につける
要・不要を区別しやすいものから始めて、弾みをつけましょう!
●0日目:まずは目標を決めよう
スタート前に、自分の理想の暮らしをイメージ。「“ママが笑顔でいられる家”、“○○さんみたいな暮らし”など、なんでもOK。ゴールが決まると、続けるモチベーションになります」
●1日目:<お財布とバッグ>毎日使うものを厳選して
マキさんのバッグの中は、お財布、スマホ、ハンカチ、エコバッグ、アルコールスプレーだけ。「バッグの底にゴミはたまっていませんか? お財布の中身も見直してみて」
<たとえばこんなものをチェック!>
・不要なレシート
・期限ぎれのクーポン
・使っていないポイントカード
●2日目:<スマホの中身>使っていないアプリは即削除
使っていないアプリは削除を。「このタイミングで、余計なDMが大量に来ないよう使っていない会員サイトを退会したり、DM不要の設定をすれば、日々のプチストレスが軽減しますよ」
●3日目:<薬置き場>ばんそうこうもじつは期限があるんです!
薬箱に一度入れたものは入れっぱなしになりがちですが、薬や湿布には使用期限が。「包帯やガーゼも、必要になればその場で買うことが多いもの。あまりに古いものは処分を」
<たとえばこんなものをチェック!>
・使用期限のきれた薬や湿布
・使用期限のきれたカイロ
・多すぎる爪切りや耳かき
●4日目:<スキンケア・コスメ用品>自分にいちばん合うものを厳選!
全部出してみると、数年使っていないものがワサワサ出てくるかも!?「いろんな種類を持つより、今の自分に合うものがひとつあればいい。小さめ容器に収まるだけなど、量を決めてみては」
<たとえばこんなものをチェック!>
・数年使っていない化粧品
・何本もあるハンドクリーム
・もらったままのサンプル
●5日目:<文房具>きちんと使えるものだけ残して
家じゅうの文房具を集めてみて、ハサミやのりはむやみに多すぎないか確認。「多すぎるものは手放して。ペンも実際に全部書いてみて、インクの出ないものはその場で捨ててしまいましょう」
<たとえばこんなものをチェック!>
・インクの出ないペン
・数が多すぎて使っていないハサミ
・固まって使いにくいのり
●6日目:<冷蔵庫>賞味期限の確認&ついで掃除を
中身を全部出し、ついでに庫内をふき掃除。賞味期限ぎれの食材は捨てます。「賞味期限が近い食材や中途半端に残った調味料は、手前に置くなど位置を工夫して使いきりを意識」
<たとえばこんなものをチェック!>
・使いかけで放置したビンづめ
・中途半端に残った調味料
・賞味期限ぎれや期限が近い食材
●7日目:<食品ストック>消費期限が近いものは即使いきり
冷蔵庫に引き続き、缶づめや乾物もすべて賞味期限をチェック。意外に期限が迫っていることも。「早めに食べきりたいものは、目立つ場所において積極的に使うように」
●マキさんに質問!:子どもにも“捨て習慣”を身につけさせるには?
A:不用品買い取り制度を取り入れても
新しいオモチャを買うなら古いものを処分してからなど、自分で要不要を考える習慣をつけると◎。「小学生以上なら、不要品を集めたら親が買い取るシステムにして、メリットを与える方法も」
すっきり暮らしには憧れるけど、捨てるのが苦手…という人はとくに、まずは身の回りの小さなものからチェック! ゲーム感覚で、やりやすいものから始めてみましょう。
<撮影/林絋輝 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【マキさん】
シンプルライフ研究家。夫、長女(12歳)、二女(8歳)の4人暮らし。ブログ「エコナセイカツ
」が人気。YouTubeで「シンプルライフLesson」も公開中。近著に『なくす家事
』(KADOKAWA刊)