画像提供:葦原 啓(@misosirukk)さん

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おばあさんと外れたリードをくわえて散歩するワンコの様子を記録した絵日記がTwitterに投稿され、その優しさあふれる光景が反響を呼んでいる。

白髪の年配女性が、茶色い小型犬を散歩させていた。赤いリードで引かれた犬は、女性に従って歩いていたが、なんとそのリードは首輪に繋がっていない。女性がつけ忘れたのか、上手くつけられなかったのか、そのことに気付いた犬が自らくわえたのだろうか。本来、首輪にかかっているハズの金具は犬の口元から垂れ下がっている。歩幅を合わせながら気遣うように女性の後を追う犬。リードは外れていたが、女性と犬は目には見えない何かで繋がっていることがハッキリと分かる光景に、通行人たちはニッコリ。その場に居合わせた人々みんなで、横断歩道を渡りきるまで、そっと見守っていたという。

この光景を絵日記にしたのは、創作漫画などを描いている葦原啓さん。目の当たりにした周囲の人々をも包み込んでいたという「やさしいせかい」を、あたたかみのあるイラストで伝えた。

このほっこりとした絵日記は、目にしたTwitterユーザーの心もあたたかに。「ワンちゃんの思慮深さ、時々人間からしても学ばされるものがありますよね…!!けなげすぎて映画より泣けます…」「散歩してるのか、してあげてるのか。ハッキリ言えることは お互いの愛があります」「おばあさんが連れているではなく、まるで手を繋いでいるような尊さ」といったコメントも寄せられ、大きな反響となっている。