リヴァプールの英雄ジェラード&マンUの貴公子ベッカムがプレミアリーグ殿堂入り!

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 プレミアリーグは20日、元イングランド代表のスティーヴン・ジェラード氏とデイヴィッド・ベッカム氏が殿堂入りしたことを発表した。

 プレミアリーグの殿堂表彰『ホール・オブ・フェイム』は、すでに引退した選手のなかで、同リーグにおいて突出した記録を残した選手や、リーグに多大な貢献を果たした選手を称えるもの。

 現在40歳のジェラード氏は、1998年から2015年にかけてリヴァプールをけん引。1998年11月にプレミアリーグでデビューを果たし、通算504試合出場で120ゴール92アシストをマークした。リーグタイトルには恵まれなかったが、クラブレジェンドとしてファンから愛されている。

 現在46歳のベッカム氏は、1992年から2003年までマンチェスター・Uで活躍し、1995年4月にプレミアリーグでデビューを飾った。同リーグでは通算265試合に出場し、62ゴールと80アシストを記録。恩師のアレックス・ファーガソン監督のもとで6回のリーグ制覇に貢献した。

 昨年2月に設立が発表されたプレミアリーグの『ホール・オブ・フェイム』は、2020年8月1日までに引退した選手が対象で、プレミアリーグにおいて、250試合出場以上、1つのクラブで200試合出場以上、100ゴール以上、年間最優秀選手賞受賞などの条件を満たした選手が選ばれる。

 2021年は8名が選ばれ、今年4月に初代殿堂入りとして元イングランド代表FWアラン・シアラー氏と元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が選出された。その他の6選手は、23名の候補からファンや委員会の投票によって決定。これまで、元フランス代表FWエリック・カントナ氏、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏、元イングランド代表MFフランク・ランパード氏、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏が殿堂入りを果たしている。