「全力疾走のイトウ」 優勝貢献の伊東を現地紙も称賛「危険は2列目から到来」
ヘンクはベルギーカップ決勝でスタンダールに2-1で勝利 伊東は先制点を奪取
ベルギー1部ヘンクはベルギーカップ決勝でスタンダール・リエージュと対戦し、2-1で勝利。
先発フル出場した日本代表MF伊東純也は後半3分に先制点を奪い、8年ぶりの優勝に大きく貢献した。現地メディアは「危険は最前線からではなく、2列目からやってきた」と、伊東の貢献を取り上げている。
カップ戦で決勝に勝ち上がってきたヘンクで、伊東は右サイドで先発を飾った。そして、0-0で迎えた後半3分、MFテオ・ボンゴンダのスルーパスに抜け出した伊東はポジションが逆側の左サイドを突破すると、ペナルティーエリア内に侵入。相手GKとの1対1の場面で冷静に右足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
最終的には2-1で勝利を収め、ヘンクの8年ぶり5度目となる優勝に貢献。ベルギー紙「HLN」は「危険は最前線からではなく、2列目から到来した」と取り上げ、ベルギー紙「Nieuwsblad」は「全力疾走のイトウに対し、ボンゴンダは完璧なボールを配給し、イトウはそれを冷静に押し込んだ」と説明している。
日本代表でも右サイドで圧倒的な存在感を放っている伊東だが、ヘンクでも不可欠な主力としての立場を確固たるものとしている。(Football ZONE web編集部)