鎌田大地、堅守ヴォルフスブルク撃破の1得点1アシストを独紙称賛 「信じられない」
前半8分に今季5点目となる同点ゴールを挙げると、後半9分には勝ち越し点を演出
ドイツ1部フランクフルトは、現地時間10日のブンデスリーガ第28節ヴォルフスブルク戦で壮絶な打ち合いを制し、4-3で勝利した。
リーグ最少失点を誇る相手に、1得点1アシストを記録した日本代表MF鎌田大地を筆頭に4ゴールを奪い、ドイツ地元紙は「氷のように冷たいパフォーマンス」とその威力を称えている。
前半6分に先制を許したホームのフランクフルトはその2分後、ドイツ代表MFエリック・ドゥルムの右サイドからの折り返しを、ドイツ人MFセバスティアン・ローデがスルー。ペナルティーエリア内中央で待ち構えていた鎌田が右足を振り抜き、グラウンダーの一撃をゴール左隅に流し込んですかさず同点とした。ドイツ地元紙「Frankfurter Rundschau」は、鎌田の今季リーグ戦5点目のシーンを「信じられない!」と速報している。
お互いに1点ずつを奪って迎えた後半9分には、敵陣でボールを奪った鎌田がドリブルで持ち込み、右サイドを走るポルトガル代表FWアンドレ・シルバへスルーパス。これを25歳のエースがきっちり流し込み、フランクフルトが勝ち越した。その後、4点目を奪ったフランクフルトに対し、ヴォルフスブルクも相手のオウンゴールで1点を返したが、激しい打ち合いは4-3でフランクフルトに軍配が上がった。
フランクフルト地元紙「Hessenschau」は、「氷のように冷たいアイントラハトのパフォーマンス」と見出しを打ち、「リーグ最高のディフェンスを打ち破り、意のままに得点した。ライバルのヴォルフスブルクを4-3で破った」とレポート。3位のライバルを破り、3連勝を飾ったフランクフルトのパフォーマンスを称えていた。(Football ZONE web編集部)