大谷翔平【写真:Getty Images】

写真拡大

実戦で力を示す大谷について「彼はフルタイムでのエリートに成り得る存在」

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は、今季のオープン戦で投打に力を見せつけている。打てば143メートル弾、投げては100マイル(約161キロ)超えという二刀流の今季成績を米メディアが予想。「最高でOPS.900、25本塁打、防御率3.00、200奪三振を記録することができるだろう」と仰天の数字を並べている。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は、「恐れずに、プレシーズンで活躍を見せるオオタニに期待しよう」との見出しで記事を掲載。3日(日本時間4日)のレンジャーズ戦で飛距離468フィート(約142.6メートル)の特大弾を放ち、5日(同6日)のアスレチックス戦では投手として最速100マイル(約161キロ)を記録した大谷の今季を予想している。

 記事では「健康でフル稼働しているときにMLBで唯一、投打で恐怖を与える選手がいる。その名はショウヘイ・オオタニであり、この春の姿はまさに完全に機能している」「この春は二刀流として躍動しているので、フルシーズンでも投打で活躍することを想像することは、おかしなことではない」と言及している。

 今季の出場については「上手く行けば、指名打者で出場しながら中6日で先発するだろう」と期待。気になる成績については「最高でオオタニはOPS.900、25本塁打、防御率3.00、200奪三振を記録することができるだろう。彼はフルタイムでのエリートに成り得る存在だ。言い換えればア・リーグのMVP候補になる」と仰天の数字を並べている。

 同メディアは「これは確かに期待というよりも可能性という話」ともつづっているが、「興味のある話だし、もし実現されるなら、エンゼルスファンだけでなく、世界中の野球ファンがこれまでとは異なったシーズンを体験することになるだろう」とこれまでにない野球選手像を大谷に期待していた。(THE ANSWER編集部)