ベティス戦で3試合連続の途中出場となった久保。(C)Getty Images

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 現地時間2月19日に開催されたラ・リーガ第24節で、久保建英が所属する14位のヘタフェが、7位のベティスと敵地で対戦。久保は3試合連続のベンチスタートとなった。

 ここ5試合で1分4敗、1得点・11失点と散々な内容のヘタフェは、ボルダラス監督が守備的な戦い方を継続するのか、攻撃で違いを作れる久保やアレニャを3試合ぶりに先発に復帰させるかで注目されたものの、選んだのは前者だった。

 そのヘタフェは開始7分、CBカバコの不用意なバックパスを敵FWロレンにかっさらわれ、大ピンチを招くも、シュートミスに助けられる。その後もグアルダードに際どいシュートを打たれるなど、ベティスペースが続く。

 後半に入って58分には前線に飛び出したカナレスに右足のシュートを浴びるも、GKソリアの好セーブで防ぐ。

 66分に、アウェーチームはアンヘルに変わって、アレニャを投入。ここ2試合はこのMFとセットで投入されてきた久保には、声が掛からない。

 この交代でボールが収まるようになり、72分にはクチョのパスからアランバリがシュートを狙うも、わずかに左に外れる。

 迎えた74分、エリア内で競り合った際にチャクラの左手がボルハ・イグレシアスの顔に入り、PKを献上。しかし、カナレスのキックをソリアが防ぎ、この窮地を脱する。

 ようやく久保が投入されたのは、81分だった。ニョムに代わって右サイドに入る。

 83分には、チャクラがイグレシアスを倒し、再びPKを献上。今度はそのイグレシアスに決められ、先制を許す。その後は久保が何とか打開を図ろうとるも、決定的な役割は果たせなかった。

 結局、試合は0−1で終了。5戦連続無得点のヘタフェは、泥沼の4連敗、6戦未勝利となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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