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KDDI株式会社とStation Digital Media, Inc. (本社: 米国カリフォルニア州) は、つながるクルマやIoTデバイスなど、通信からサービスプラットフォーム・モバイルアプリケーションまで、KDDIがワンストップで海外展開していくため、2021年1月29日に資本業務提携契約を締結したことを、同年2月10日に発表した。また同社は、KDDI America, Inc.とともに、Station Digital Mediaが発行する株式の一部を取得し、KDDIの持分法適用関連会社化した。

【Station Digital Mediaについて】:
同社は、2013年に設立した、ココネクティッドサービス向けのアプリケーションやプロダクトを提供する先進的アプリケーション・ベンダーで、2019年にはエンジニアリングサービスから自社製のライセンス製品ビジネスへ展開を始めた。優れたCX (カスタマー・エクスペリエンス)、デザインを備えるモバイルアプリケーションの企画・開発の実績を持ち、グローバルで複数の自動車メーカーから顧客体験価値の向上につながったとして高い評価を受けている。また、API (Application Programming Interface) 連携ツール、多言語対応アプリ管理ツール、プッシュ通知管理・分析ツールなど、さまざまなプロダクトをラインナップしており、コネクティッドサービスを提供するプラットフォームの迅速な構築・拡張と運用コストの低減に貢献している。



●業務提携概要
KDDIは、「IoT世界基盤」(ユーザーのデバイスに搭載された通信機を世界各国の回線にシームレスに接続するプラットフォーム)や、「グローバル通信プラットフォーム」(車載通信機を搭載した車両の位置情報から国や地域ごとに選定した通信事業者への自動的な接続と通信状態の監視を、統合的に行う)など、2020年12月末時点のIoT累計回線数が全世界で約1,600万を超える法人向けIoTデータ通信回線を提供しており、特に「グローバル通信プラットフォーム」は、世界79の国と地域で人とクルマのつながりを広げるコネクティッドサービスの基盤として活用され、クルマのさらなる安全の提供や新しい体験価値の創出を実現。今回、通信レイヤーを提供する同社と、通信の上位レイヤーのモバイルアプリケーションを開発するStation Digital Mediaが提携することにより、通信デバイスから先の通信ネットワークやIoTサービスプラットフォーム、モバイルアプリケーションまで、コネクティッドサービスをワンストップで提供できる体制を構築する。

●3社の取り組み
つながるクルマやIoTデバイスのサービス提供に向けて、3社は【コネクティッドサービス向けアプリケーションの企画・開発】【コネクティッドサービスプラットフォームの構築】【国内外の自動車メーカー、さまざまな業界への顧客開拓、事業展開】に取り組むと同時に、同提携を通じて世界中の自動車メーカーやさまざまな事業領域のユーザーと協力し、人とクルマやIoTデバイスの接点を拡大させ、顧客体験価値を高めるIoTサービスの普及に貢献していくと述べている。

(ロボスタ編集部)