エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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20日に予定されていた今季年俸を決定する公聴会を回避した

 エンゼルスは8日(日本時間9日)、大谷翔平投手と2年総額850万ドル(約8億9400万円)で合意したと発表した。2021年年俸は300万ドル(約3億1560万円)、2022年年俸は550万ドル(約5億7860万円)。19日(同20日)に予定されていた今季年俸を決定する年俸調停の公聴会を回避した。

 大谷は昨季終了後にメジャー登録3年以上6年未満の選手に与えられる年俸調停の権利を初めて取得した。米メディアによると、選手側が330万ドル(約3億4700万円)を希望したのに対し、球団側は250万ドル(約2億6300万円)を提示。前例のない二刀流選手の査定が注目されていた。

 1年目の2018年に二刀流旋風を巻き起こして新人王を受賞。しかし、2018年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2019年は打者に専念。昨季はシーズン序盤に右前腕を故障して打者に専念し、投手では2試合登板、0勝1敗、防御率37.80。打者としては44試合出場、打率.190、7本塁打、24打点、7盗塁だった。(Full-Count編集部)